Kitのタグ構造を移行先で再現するためのバックアップ台帳

CSVにタグ名が残るだけでは再構築できないため、タグの意味・付与条件・参照先を一緒に記録します。

結論:Kitから移行する前は、購読者CSVに加えて「タグの意味」を別の台帳へ残します。 タグ名がCSVに出ても、いつ・なぜ付いたのか、自動化のどこで使うのかまでは名前だけから復元できないためです。

TagとSegmentを同じものとして保存しない

Kit公式ヘルプでは、Tagは購読者へ付ける固定的なラベル、Segmentは条件に合う購読者をまとめて更新する集合として説明されています。Tagは一人に複数付けられ、自動化の入口や条件にも使われます。Segmentは保存した検索条件に近く、購読者の状態に応じて中身が変わります。

移行台帳では、TagとSegmentを別シートにします。

記録項目 Tag Segment
名前 必須 必須
意味 何をした人か どの条件に合う人か
付与・更新 手動/フォーム/自動化 フィルター条件
使用先 配信、除外、自動化 配信対象、分析
移行先 タグ/グループ/項目 再作成する条件

CSVで確認できた範囲

2026年8月16日の限定テストでは、wbt-export-testというタグが購読者CSVに残ることを確認しました。しかし、これはタグ名と所属の確認です。タグを付けた経路、自動化との接続、Segmentの条件を移行できると確認したものではありません。

詳しいCSV結果はKitの日本語CSV検証に分けています。本記事では、CSV出力後に分類設計を再構築するための台帳に集中します。

削除・整理前に見る参照先

Kitのタグ管理ヘルプは、タグ削除が購読者からタグを外すだけでなく、そのタグを使うSegment、Rule、Sequence、Visual Automationへ影響し得ると案内しています。似たタグを統合するときも、先に参照先を記録します。

  1. そのタグを付けるフォーム
  2. そのタグを入口にする自動化
  3. そのタグを含める/除外する配信
  4. そのタグを条件にするSegment
  5. 移行先で対応させる分類

次にすること

タグ台帳を作成してからCSVを出力し、KitとMailerLiteの比較で移行先のGroupsや項目へどう対応させるか検討します。自動変換は未確認なので、少数のテスト購読者で再構築してください。

Sources